東京地歴探訪

東京近辺の旧町名を紹介します

(22)【練馬区】大泉学園町

東京都練馬区大泉学園町(オオイズミガクエンチョウ)

【廃止年】1982年(一部が他町に編入されたが、住居表示実施し丁目を付して存続)

【丁目・大字】なし

【沿革】

【現行町名】

【雑記】

「旧町名」を扱うブログっていくつかあるけど、「町名変わってないけど住居表示実施前の地番を紹介するブログって無くね?って思ったので執筆してみました。ただの俺得ってやつですね。旧町名マニアの方には申し訳ないです。

【由来】

大泉学園って駅名のイメージしかないですよね。それもそのはず、大泉学園なんて学園は無いですから。しかし、学園になる計画はありました。大正時代に、西武系グループが学園を誘致していたのですが、結局大学は来なかったのです。碁盤目状に整備された区画は後に高級住宅地として分譲され、それが現在の大泉学園町です。

ちなみに「大泉」は、もとは「小泉(おいずみ)」と呼ばれていたが、小より大の方がいいだろう、ってことで改名されたと聞いています。「小泉」は大泉堀の橋の名前や農場の名前などにのこっています。

 

【現地調査】

琺瑯看板
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練馬区 大泉学園町2208」と書いてあります。小学生の時から通っていた道でしたが、琺瑯看板がかくれんぼしていて全然気づきませんでした。広告主の医院は今は無さそうな感じでした。

 

②民家の表札

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消しきれてないですね。この色の表札って好きです。大泉学園町内には、よくある白地の表札なら住居表示実施前のが沢山ありました。やはり町名が変わってないから残存率が高かったです。

 

バス停留所の住所


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「ここは練馬区大泉学園2787先」とありますね。こういう住所があるバス停は免許維持路線か移管されたバスでしか見なくなったような気がします。